タンス・収納の選び方について

季節の変わり目の衣替えや、家族が増えて衣類の収納量も増えた・・など、生活環境の変化とともにタンスや収納の選択も違ってきますよね。また、同じように見えても値段や仕様も様々。そんな収納のお悩みや、選ぶ際のチェックポイントなどを掘り下げてご紹介します。

 

1.引き出しを選ぶポイント

・用途や置きたい場所に合ったサイズを選ぶ

収納を置きたい場所と、実際に収納するものを事前に吟味しましょう。例えば子どものおもちゃを入れるためなら、おもちゃの量の把握や使っていないものは奥にしまったり譲ったりするなど整理しながら考えると片付けにもなり一石二鳥です。

また、衣類収納なら夏物など薄手のものを収納するなら引き出しが深すぎると洋服が重なって見づらいので浅めを選ぶ、冬物など厚手のものなら深めなども考慮すると良いでしょう。

また、リビングなどに置くなら奥行が深すぎると居住空間が狭くなることも。壁伝いに横にワイドなタイプを選ぶなどの工夫も必要です。

 

・用途に合った素材を選ぶ

タンスや収納に使用されている素材も様々ですが、木製なら桐が最適と言われています。

桐は湿度を一定に保ち、カビの発生を抑えてくれたり防虫効果もあるので大切な衣類をいい状態で保ってくれる効果が期待されます。しかし、木製は素材の性質上重くなりがちなので、転勤など引っ越しが多い方や子どもが使うのには不向きかもしれません。また、価格も高価になりがちです。

子どもや年配の方がスムーズに開閉するには、プラスチック製を選ぶと良いでしょう。比較的安価で、軽量なので持ち運びも便利です。

加えて、引き出しにスライドレールがついているとより開閉がスムーズです。収納枠にそのまま引き出しがついているタイプだと、衣類などがたくさん入っている状態だと重くなり開閉しにくくなりますが、スライドレール付だと軽い力で開閉も楽々で便利です。

 

と失敗がないですね。一着だと重さは感じなくても、数着重なると案外重さが出るので耐荷重はが大きめのものを選ぶとより良いでしょう。

 

・脚付か直置きかを検討する

脚付は収納の下が掃除しやすく、埃が溜まりにくい利点があります。一方脚に荷重がかかるので、畳の上やクッションフロアなどには脚の跡がつきやすいデメリットもあります。

直置きタイプは移動させて収納の後ろの掃除をしなければなりませんが、その分安定感もあるので倒れたり小さな子どもがいる環境には安心です。

 

2.畳みジワが気になるならハンガータイプがおすすめ

仕事や学校など、スーツや制服の着用がメインならハンガータイプがおすすめです。脱いだらそのままハンガーにかけるだけで畳みジワもつかずにストレスなく、ハンガータイプの下に引き出しの収納がついたものもあるので、靴下などの小物も一箇所に収納できて散らかりにくく便利です。

ハンガーパイプは耐荷重も様々なので、掛けたい洋服の量や重さなどもチェックして選ぶ

3.まとめ

・使いたい場所や入れるものの量を把握し、大きさを選ぶ

・生活環境により素材を検討する

・引き出しだけでなくハンガータイプも便利

・掃除のしやすさ、安定感を考える

収納は大きすぎても小さすぎても使い勝手が良くないので、用途によって大きさや素材選びが大切ですね。